【輪島塗の特徴】
・原材料となる木や漆全てが自然素材
・輪島特産の輪島地の粉を使った堅牢な下地
・布着せによる強度の保持
・漆を塗り重ねる本堅地作業での堅牢性の重視
・120以上に及ぶ丁寧な手作業による工程と伝統の技
・蒔絵、沈金、変わり塗などの巧みな加飾の技
・優美で滑らかな独特の質感
・布着せ本堅地下地仕上げのため修理が可能
・大腸菌等、抗菌作用がある
以上の特徴から「堅牢優美な輪島塗」と称されています。
・原材料となる木や漆全てが自然素材
・輪島特産の輪島地の粉を使った堅牢な下地
・布着せによる強度の保持
・漆を塗り重ねる本堅地作業での堅牢性の重視
・120以上に及ぶ丁寧な手作業による工程と伝統の技
・蒔絵、沈金、変わり塗などの巧みな加飾の技
・優美で滑らかな独特の質感
・布着せ本堅地下地仕上げのため修理が可能
・大腸菌等、抗菌作用がある
以上の特徴から「堅牢優美な輪島塗」と称されています。
英語で、磁器をチャイナと呼ぶのに対し、漆器をジャパンと呼び、
欧米では日本の特産品と考えられています。
日本の漆器・塗りは各地で伝統を守りながら息づいています。
その中でも輪島塗は重要無形文化財に指定されていて、
経済産業省認定の地域団体商標登録も有する、
世界最高峰の漆器と称されています。
2014年現在、「世界遺産」登録に向けても申請が準備中です。
日本で唯一、輪島塗に関する資料を保有する「輪島漆器資料館」には、
国の有形民俗文化財に指定されている輪島塗用具や製品が展示されています。
欧米では日本の特産品と考えられています。
日本の漆器・塗りは各地で伝統を守りながら息づいています。
その中でも輪島塗は重要無形文化財に指定されていて、
経済産業省認定の地域団体商標登録も有する、
世界最高峰の漆器と称されています。
2014年現在、「世界遺産」登録に向けても申請が準備中です。
日本で唯一、輪島塗に関する資料を保有する「輪島漆器資料館」には、
国の有形民俗文化財に指定されている輪島塗用具や製品が展示されています。
木地固め
木地全体に生漆を塗り、
染みこませて木地を固めます
染みこませて木地を固めます
布着せ
椀の縁や高台など薄くこわれやすい箇所や平面を補強し、
強固なものにするために、糊漆で麻布や寒冷沙の布を
巻き付けます。
次に紹介する一辺地付と合わせた工程を
「本堅地技法(ほんかたじぎほう)」といい、
輪島塗の堅牢さの所以は、この本堅地技法にあります。
厚く固い下地があってこそ、塗りや加飾が映え、
輪島塗の優美な美しさがでるのです。
強固なものにするために、糊漆で麻布や寒冷沙の布を
巻き付けます。
次に紹介する一辺地付と合わせた工程を
「本堅地技法(ほんかたじぎほう)」といい、
輪島塗の堅牢さの所以は、この本堅地技法にあります。
厚く固い下地があってこそ、塗りや加飾が映え、
輪島塗の優美な美しさがでるのです。
一辺地付
一辺地漆を塗り、空磨きし、二辺地漆、三辺地漆と
繰り返し塗り重ねていきます。
輪島塗の大きな特徴で、強固な下地を作ります。
一辺地漆とは、輪島特産の「輪島地の粉」と
生漆を混ぜたもので、
地の粉は、キメの粗さの順に
一辺地粉、二辺地粉、三辺地粉となり
三辺地粉になるとパウダーのように微細です。
繰り返し塗り重ねていきます。
輪島塗の大きな特徴で、強固な下地を作ります。
一辺地漆とは、輪島特産の「輪島地の粉」と
生漆を混ぜたもので、
地の粉は、キメの粗さの順に
一辺地粉、二辺地粉、三辺地粉となり
三辺地粉になるとパウダーのように微細です。
研ぎ
青砥石や木炭を使って水研ぎします。
徐々に研ぎを細かにしていき滑らかに仕上げます。
上塗前の工程にはいると、高級な駿河炭で
さらに丁寧に研ぎます。
徐々に研ぎを細かにしていき滑らかに仕上げます。
上塗前の工程にはいると、高級な駿河炭で
さらに丁寧に研ぎます。
下地塗・中塗・上塗
輪島塗は、優美で滑らかな独特の質感があります。
国産の上質で貴重な漆を用い、熟練の技で塗り上げます。
塗りと磨きを繰り返し、深みのある美しい艶が得られます。
漆刷毛(うるしばけ)は、馬の毛で作ることもありますが、
人毛(特に若い女性のしなやかな毛)で作る刷毛が
最高級といわれています。
これは、動物の毛に比べ油分が少ないからといわれます。
輪島塗は、職人の匠の技だけでなく
こういった道具にも支えられてこそ成し得るのです。
ただ、後継者不足からか人毛で刷毛を作れる職人さんも、
僅かに3人程度になっているそうです。
国産の上質で貴重な漆を用い、熟練の技で塗り上げます。
塗りと磨きを繰り返し、深みのある美しい艶が得られます。
漆刷毛(うるしばけ)は、馬の毛で作ることもありますが、
人毛(特に若い女性のしなやかな毛)で作る刷毛が
最高級といわれています。
これは、動物の毛に比べ油分が少ないからといわれます。
輪島塗は、職人の匠の技だけでなく
こういった道具にも支えられてこそ成し得るのです。
ただ、後継者不足からか人毛で刷毛を作れる職人さんも、
僅かに3人程度になっているそうです。
乾燥
本漆の乾燥は、一般的な乾燥と違い、
温度20度前後・湿度80%前後の状態で行います。
一般的な乾燥は、水分の蒸発や成分の揮発などにより
乾燥・硬化しますが、
本漆の場合は、酵素の働きで分子構造が変化し
酸化がすすむことで乾燥・硬化します。
温度・湿度をコントロールした塗師風呂で乾燥させますが
塗って、そのまま置くと漆が垂れてしまう為、
特別な回転付きの風呂で乾燥させます。
温度20度前後・湿度80%前後の状態で行います。
一般的な乾燥は、水分の蒸発や成分の揮発などにより
乾燥・硬化しますが、
本漆の場合は、酵素の働きで分子構造が変化し
酸化がすすむことで乾燥・硬化します。
温度・湿度をコントロールした塗師風呂で乾燥させますが
塗って、そのまま置くと漆が垂れてしまう為、
特別な回転付きの風呂で乾燥させます。
塗りの工程で使用される職人道具
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各国の著作権法・各種条約・法律により禁止されています。
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